痔の中でも一番やっかいな痔ろう!この痔ろうとの闘病痔獄体験から肛門周囲膿瘍、
痔ろう根治手術体験・術後の記録。
イボ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、肛門周囲膿瘍、痔ろうの
症状や治療、体験談、
予防策、全国の痔専門医・肛門科を紹介します。
痔で悩んでる方や手術を迷っている方、これから手術に向かう方の悩みを解決する為に、
少しでもお役にたてれば幸いです。
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平成18年12月5日に長年患ってきた痔(痔ろう根治手術)を思い切ってやってほんとうに良かったとしみじみ思ってます。
私は23年以上も痔に悩まされ、2度の肛門周囲膿瘍切開術と自壊が10回以上!
一年に2~3回はお尻が破裂して膿みを出してた事になります。
(※自壊とは、溜まってた膿が自然に破れて排膿される事)
1度痛み出すと切開か自壊するまで前後2週間は仕事になりません!!
さすがに、昨年40代半ばを迎えてこのまま毎年何度もこのような痛みは絶えられないし、と思い色々ネット検索で地元の名医を見付け、ついに手術することになりました。
痔にも、色々なタイプはありますが痔ろうは手術でしか治す事は出来ません!
20年前は手術しても再発する人がほとんどで、もしかしたら人工肛門になるケースもあると聞いた事もあり、なかなか決心がつかなかったのですが、今では手術してほんとうに良かったと思っています。
私の記憶をもとに出来る限りわかりやすく23年間の痔との闘病生活から手術が決まって完治するまでを経過を克明にまとめていきます。
なにせ、23年間という歴史ですから忘れてる部分もあるかと思いますが痔で悩んでる方や手術を迷っている方、これから手術に向かう方の参考になれば嬉しいと思います。
どうぞ、順にカテゴリの中の痔の種類からお読み頂ければ幸いです。
私は23年以上も痔に悩まされ、2度の肛門周囲膿瘍切開術と自壊が10回以上!
一年に2~3回はお尻が破裂して膿みを出してた事になります。
(※自壊とは、溜まってた膿が自然に破れて排膿される事)
1度痛み出すと切開か自壊するまで前後2週間は仕事になりません!!
さすがに、昨年40代半ばを迎えてこのまま毎年何度もこのような痛みは絶えられないし、と思い色々ネット検索で地元の名医を見付け、ついに手術することになりました。
痔にも、色々なタイプはありますが痔ろうは手術でしか治す事は出来ません!
20年前は手術しても再発する人がほとんどで、もしかしたら人工肛門になるケースもあると聞いた事もあり、なかなか決心がつかなかったのですが、今では手術してほんとうに良かったと思っています。
私の記憶をもとに出来る限りわかりやすく23年間の痔との闘病生活から手術が決まって完治するまでを経過を克明にまとめていきます。
なにせ、23年間という歴史ですから忘れてる部分もあるかと思いますが痔で悩んでる方や手術を迷っている方、これから手術に向かう方の参考になれば嬉しいと思います。
どうぞ、順にカテゴリの中の痔の種類からお読み頂ければ幸いです。
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いよいよ、その日がやってきました。
前日には、下剤を2錠飲み夕食後8時からは一切飲み物も食べ物もダメで、朝9時に病院へと出発しました。
3週間~4週間の入院生活と宣告されてましたので、両手は身支度の荷物でまるで、旅行にでも行くような感じです。
9時半までに外来にとのことでしたが、早めに出たので9時15分過ぎには到着しました。
既に緊張の度合いは頂点の一歩手前です。
妻はとても冷静で「大丈夫や!」だけでした・・・。
受付をして、待つこと10分、名前を呼ばれまずは胸部レントゲン室でレントゲン写真撮影です。(大痔主の手術なのになぜ胸部レントゲンなのか理解に苦しむ)
その後、待つこと30分、次は心電図室前へ・・・。
丁度、10時頃だったと思います。未だ時間が有る為、喫煙室でまずは一服!(最近ではほとんど病院では喫煙場所がなく病院の敷地内は一切禁煙が多い中、めずらしい病院だと思った)
暫くすると、病棟看護士がこられ、病室へ案内しますのでと4階の個室405号室へ行きました。
2人部屋でも良かったのだが、やはり術後の痛みや、トイレのことなど、たいへんになる事は予想できたので、術前検査の段階で出来れば個室で、無理な用であれば2人部屋でとお願いしてたのでうまく個室になったようです。
(個室代の差額代金など気にはなりましたが、初めから4週間の入院と聞いてたので、術後10日位して安定すれば大部屋に移ればいいと、この時は思ってました)
4階の病棟の案内やナースセンター等一通りの説明を聞き、時間は11時を回ってました。
手術は午後1時半の予定なので、未だ2時間以上あります。同行してもらった、妻も一旦外出して不足してた身支度品を買いに行きました。
12時頃に、まず麻酔が効くようにと右肩あたりに筋肉注射をされました!チクっとした針で刺した様な痛みでした。
そして、浣腸した。注入された薬物は物凄く強烈に強い。看護士さんに「5分ぐらいがまんしてくださいね!」と言われたが3分ももたずに敢えなく撃沈しました。出たら確認しますので流さずに呼んでくださいと言われたので、看護士さんを呼び、確認してもらいました。
いよいよ1時間前の12時半過ぎに看護士さんが点滴を打ちに来た。ところが右手の肘から下辺りに1回点滴をトライするが失敗。2回目は左手の手首の横の部分に打ちなんとか成功したようだ!午後1時15分頃手術室に向うらしい。
1時ごろに妻も病室に戻ってきた!
さぁ!いよいよ痔獄の戦いだ~~~~~!
私の憎き大痔主のタイプはⅣ型に近い「Ⅲ型:坐骨直腸窩(肛門挙筋下)痔ろう」との事だ!!
前日には、下剤を2錠飲み夕食後8時からは一切飲み物も食べ物もダメで、朝9時に病院へと出発しました。
3週間~4週間の入院生活と宣告されてましたので、両手は身支度の荷物でまるで、旅行にでも行くような感じです。
9時半までに外来にとのことでしたが、早めに出たので9時15分過ぎには到着しました。
既に緊張の度合いは頂点の一歩手前です。
妻はとても冷静で「大丈夫や!」だけでした・・・。
受付をして、待つこと10分、名前を呼ばれまずは胸部レントゲン室でレントゲン写真撮影です。(大痔主の手術なのになぜ胸部レントゲンなのか理解に苦しむ)
その後、待つこと30分、次は心電図室前へ・・・。
丁度、10時頃だったと思います。未だ時間が有る為、喫煙室でまずは一服!(最近ではほとんど病院では喫煙場所がなく病院の敷地内は一切禁煙が多い中、めずらしい病院だと思った)
暫くすると、病棟看護士がこられ、病室へ案内しますのでと4階の個室405号室へ行きました。
2人部屋でも良かったのだが、やはり術後の痛みや、トイレのことなど、たいへんになる事は予想できたので、術前検査の段階で出来れば個室で、無理な用であれば2人部屋でとお願いしてたのでうまく個室になったようです。
(個室代の差額代金など気にはなりましたが、初めから4週間の入院と聞いてたので、術後10日位して安定すれば大部屋に移ればいいと、この時は思ってました)
4階の病棟の案内やナースセンター等一通りの説明を聞き、時間は11時を回ってました。
手術は午後1時半の予定なので、未だ2時間以上あります。同行してもらった、妻も一旦外出して不足してた身支度品を買いに行きました。
12時頃に、まず麻酔が効くようにと右肩あたりに筋肉注射をされました!チクっとした針で刺した様な痛みでした。
そして、浣腸した。注入された薬物は物凄く強烈に強い。看護士さんに「5分ぐらいがまんしてくださいね!」と言われたが3分ももたずに敢えなく撃沈しました。出たら確認しますので流さずに呼んでくださいと言われたので、看護士さんを呼び、確認してもらいました。
いよいよ1時間前の12時半過ぎに看護士さんが点滴を打ちに来た。ところが右手の肘から下辺りに1回点滴をトライするが失敗。2回目は左手の手首の横の部分に打ちなんとか成功したようだ!午後1時15分頃手術室に向うらしい。
1時ごろに妻も病室に戻ってきた!
さぁ!いよいよ痔獄の戦いだ~~~~~!
私の憎き大痔主のタイプはⅣ型に近い「Ⅲ型:坐骨直腸窩(肛門挙筋下)痔ろう」との事だ!!
痔の病気の中で、いわゆる「いぼ痔」は医学用語では「痔核」と言います。
痔の一般名と医学名を並べて見ますと次のようになります。
いぼ痔⇒内痔核または外痔核
きれ痔⇒裂肛(れっこう)
あな痔⇒痔瘻(じろう)
痔の中には、多数の病気が含まれていますが、最も多いのは痔核の病気です。
その次が裂肛で、痔瘻は三番目になります。さらに多くの病気がありますが、ここでは
上記の痔核・裂肛・痔瘻についてお話します。
痔核は、直腸~肛門粘膜下の血管が膨らんだ物です。
直腸の下部に出来た物を内痔核といい、これが肛門の外に脱出した物状態を脱肛といいます。
肛門の皮膚の下に出来た物を外痔核といいます。
内痔核は、20歳頃より発生し、年とともに大きくなっていき、出血や痛みを伴うようになります。
30歳頃から症状が強くなり、40歳代で病院を受診する事になります。
50歳代から後は痔が急に悪くなる事は少なく、若い頃からあったものがさらに進んでいきます。50歳を過ぎて急に出血などの症状が出始めた場合は腸の病気であることも多く、注意を要します。
裂肛は、比較的若い女性に多い疾患です。
肛門の表面は肛門上皮という薄い皮膚で覆われています。
皮膚が薄いだけに裂けやすいのです。肛門は普段締まっていて、排便の時だけ広がるのですが、硬い便が通過するときに浅い創が付き、紙に少し付く程度の出血があります。
普段はこの創は直ぐに治ってしまいますが、便秘症で硬い便が出たり、肛門が狭かったりして無理をしたりすると、繰り返し創が付き、肛門括約筋がけいれんし、痛みが伴って治り難くなります。
痔瘻は、比較的若い男性に多く、普通は肛門周囲膿瘍と言う形で発生します。直腸と肛門の境は、歯状線と言って波形になっており、その凹みは肛門小窩と呼ばれています。
その奥に肛門線という、粘液を出す線があります。
腸内には無数の細菌が常在しておりますが、たまたま細菌が肛門小窩から肛門線に入り込み、感染を起こすことがあります。ひどい感染が起これば、肛門周囲膿瘍となり、これが外に破れて慢性化したものを痔ろうと言います。
最近では生活様式・食生活の欧米化と共に、潰瘍性大腸やクローン病などの炎症性腸疾患が増えてきてます。
これらの病気は若い世代がかかる事が多く、通常は粘血便、下痢、腹痛などの腹部の症状で発症しますが、裂肛や痔ろうなどの肛門部の病変で発病する事も多く、若い方の肛門疾患を見た場合にはこのような疾患を念頭に置く必要があります。
痔の一般名と医学名を並べて見ますと次のようになります。
いぼ痔⇒内痔核または外痔核
きれ痔⇒裂肛(れっこう)
あな痔⇒痔瘻(じろう)
痔の中には、多数の病気が含まれていますが、最も多いのは痔核の病気です。
その次が裂肛で、痔瘻は三番目になります。さらに多くの病気がありますが、ここでは
上記の痔核・裂肛・痔瘻についてお話します。
痔核は、直腸~肛門粘膜下の血管が膨らんだ物です。
直腸の下部に出来た物を内痔核といい、これが肛門の外に脱出した物状態を脱肛といいます。
肛門の皮膚の下に出来た物を外痔核といいます。
内痔核は、20歳頃より発生し、年とともに大きくなっていき、出血や痛みを伴うようになります。
30歳頃から症状が強くなり、40歳代で病院を受診する事になります。
50歳代から後は痔が急に悪くなる事は少なく、若い頃からあったものがさらに進んでいきます。50歳を過ぎて急に出血などの症状が出始めた場合は腸の病気であることも多く、注意を要します。
裂肛は、比較的若い女性に多い疾患です。
肛門の表面は肛門上皮という薄い皮膚で覆われています。
皮膚が薄いだけに裂けやすいのです。肛門は普段締まっていて、排便の時だけ広がるのですが、硬い便が通過するときに浅い創が付き、紙に少し付く程度の出血があります。
普段はこの創は直ぐに治ってしまいますが、便秘症で硬い便が出たり、肛門が狭かったりして無理をしたりすると、繰り返し創が付き、肛門括約筋がけいれんし、痛みが伴って治り難くなります。
痔瘻は、比較的若い男性に多く、普通は肛門周囲膿瘍と言う形で発生します。直腸と肛門の境は、歯状線と言って波形になっており、その凹みは肛門小窩と呼ばれています。
その奥に肛門線という、粘液を出す線があります。
腸内には無数の細菌が常在しておりますが、たまたま細菌が肛門小窩から肛門線に入り込み、感染を起こすことがあります。ひどい感染が起これば、肛門周囲膿瘍となり、これが外に破れて慢性化したものを痔ろうと言います。
最近では生活様式・食生活の欧米化と共に、潰瘍性大腸やクローン病などの炎症性腸疾患が増えてきてます。
これらの病気は若い世代がかかる事が多く、通常は粘血便、下痢、腹痛などの腹部の症状で発症しますが、裂肛や痔ろうなどの肛門部の病変で発病する事も多く、若い方の肛門疾患を見た場合にはこのような疾患を念頭に置く必要があります。
痔とは肛門と肛門周辺の病気の総称です。
「日本人の3人に1人は痔に悩んだことがある」と言われるほど、たいへん身近な病気です。
痔は大きく分けて痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)の3つに分けることができます。
痔のうち、約半数程度を占めるのが痔核です。裂肛、痔ろうはそれぞれ半々位となります。
もし不安になる要素があったら、専門医に相談してみましょう。
「日本人の3人に1人は痔に悩んだことがある」と言われるほど、たいへん身近な病気です。
痔は大きく分けて痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)の3つに分けることができます。
痔のうち、約半数程度を占めるのが痔核です。裂肛、痔ろうはそれぞれ半々位となります。
もし不安になる要素があったら、専門医に相談してみましょう。
痔を予防するためには?
日ごろの生活習慣の改善により、「痔」を未然に防ぐことが可能と言われてます。
私自身、痔ろう痔獄体験から学んだ点、特に術後に注意してる
痔の予防十カ条です。
1. 座りっぱなし、また長時間同じ姿勢は続けない。
2. 便秘や下痢は禁物。(特に下痢は痔ろうの元)
3. 腰を冷やさないようにする。
4. 毎日の入浴は欠かさない。
5. アルコールや香辛料のきいた刺激物は控えめにする。
6. 食物繊維の多い食事を取る。
7. 規則正しい生活で、同じ時刻に排便する習慣を付ける。
8. 酒、コショーなど刺激物は控える。
9. トイレで強くいきまない。
10.肛門付近を清潔に保つ。ただし、排便後、紙で強く拭きすぎ
ないようにする。シャワー式トイレは予防に有効。
以上、上記の予防十カ条をキッチリ、しっかり守りましょう!
日ごろの生活習慣の改善により、「痔」を未然に防ぐことが可能と言われてます。
私自身、痔ろう痔獄体験から学んだ点、特に術後に注意してる
痔の予防十カ条です。
1. 座りっぱなし、また長時間同じ姿勢は続けない。
2. 便秘や下痢は禁物。(特に下痢は痔ろうの元)
3. 腰を冷やさないようにする。
4. 毎日の入浴は欠かさない。
5. アルコールや香辛料のきいた刺激物は控えめにする。
6. 食物繊維の多い食事を取る。
7. 規則正しい生活で、同じ時刻に排便する習慣を付ける。
8. 酒、コショーなど刺激物は控える。
9. トイレで強くいきまない。
10.肛門付近を清潔に保つ。ただし、排便後、紙で強く拭きすぎ
ないようにする。シャワー式トイレは予防に有効。
以上、上記の予防十カ条をキッチリ、しっかり守りましょう!
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プロフィール
HN:
shigejirou
性別:
男性
職業:
自営業
趣味:
七輪炭火焼、ドライブ・旅行
自己紹介:
妻と娘2人とミニシュナD&A夫妻と娘犬リーベとヒメの4人&4頭家族。
ミニシュナの自家繁殖で今迄26頭の出産に立ち会う。
23年間の痔との闘病生活から思い悩んだ末2006/12に痔ろう根治手術を受け今日に至る(ほぼ完治状態)。
痔で悩んでる方や手術を迷っている方、これから手術に向かう方の悩みを解決する為に、少しでもお役にたてればと思っています。
ミニシュナの自家繁殖で今迄26頭の出産に立ち会う。
23年間の痔との闘病生活から思い悩んだ末2006/12に痔ろう根治手術を受け今日に至る(ほぼ完治状態)。
痔で悩んでる方や手術を迷っている方、これから手術に向かう方の悩みを解決する為に、少しでもお役にたてればと思っています。
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